「カリンのはちみつ漬け」で使い終わったカリンは、漬けてから約1ヶ月くらいを目安に取り出します。
取り出したカリンを捨ててしまうのはもったいないので、ジャムに利用できないかと思い作ったレシピです。
生のカリンからそのまま作ったジャムでなく、一度はちみつ漬けとして使った、いわば「出がらし」のカリンなわけなので、やはり味について蜂蜜の方にエキスを取られてしまっているので、あの独特の風味や香りは非常に弱く、わずかにカリンの味が残っている程度になっています。
カリンの美味しさが薄くなっているとはいえ、普通にパンに塗ったりヨーグルトに入れたりして、十分に普通のジャムとして使えましたで、ぜひ蜂蜜漬けを作った際にはお試しいただければと思います。
材料
「カリンのはちみつ漬け」で使い終わったカリン | ある分だけ |
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水 | カリンをミキサーで撹拌出来る程度 |
砂糖 | カリンの重量の50~70% |
砂糖については「きび砂糖」がおすすめで、「グラニュー糖」「上白糖」も可能です。
作り方
- 蜂蜜に漬かっているカリンを取り出し、重量を測っておきます。
取り出したカリンはミキサーにかけるので、直接ミキサーに入れる場合は、はちみつ漬け全体の重量を測って、カリンを取り出した後の重量を引き算するとカリンの重量がわかります。
ジャムを保存するガラス瓶は長期保存する場合、煮沸消毒しておきます。
- カリンをミキサーに入れたら、それを撹拌出来る程度の量の水も入れます。
全体的にカリンがジャム状になる程度に撹拌。つぶつぶ感を残す場合は短時間で止めます。 - ミキサーのカリンを鍋に移し、カリンの重量の50%の砂糖を入れ中火にかけ、焦げないようにかき混ぜます。
- 沸騰してきたら弱火にして引き続きかき混ぜながら水分を飛ばし、お好みのジャムの柔らかさに近づいたら味見をし、必要な分の砂糖を加えます。
冷めると固くなるので、やや柔らかめのうちに火を止めます。 - 保存瓶に移し完成。
完成写真・盛付の例など
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